学長のことば
〜実践的な教育で知性と感性を伸ばし新世紀に活躍する人材を育てるために〜
学長 中原 英臣
Hideomi Nakahara
1927年(昭和2年)、東京・本郷(現・文京区)に女子文化高等学院として創設され、79年の歴史を誇る東京文化短期大学。
初代理事長・森本厚吉博士は、作家・有島武郎、民本主義政論家・吉野作造とともに「文化生活運動」を起こしました。
そして、文化生活には、生活の中心となる家庭が基盤であり、
当時の状況から、家庭経営の中心であった女子の教育が最も重要であると考えました。
1928年(昭和3年)、女子経済専門学校に昇格し、
初代校長に新渡戸稲造博士(森本厚吉理事長の札幌農学校での恩師)を迎え、
教育のモットーとして「活(はたら)く頭、勤(いそ)しむ双手(もろて)、寛(ひろ)き心」
の「Head,Hands,Heart」の3H精神が掲げられました。
現在ではこの精神に従い、「いのち、やさしさ、おもいやり」を大切にした教育を進めています。
社会の変化に対応して、2003年(平成15年)には生活学科を2専攻に分離して共学とし、
2006年(平成18年)から臨床検査学科を設置して専門学校で行っていた臨床検査技師教育を引き継ぎ、
2学科で生活と医療に関する実践的な教育を行います。基礎教育科目では知性と感性を延ばし、
自分と異なる考え方を理解することを目指し、
専門科目では学んだことを社会で役立てるように活かすことを目指しています。
少人数クラスで行う講義は問いかけて考えてもらう教育とし、
実験は納得する体験を、実習は相手の立場になって行うことを重視します。
それぞれの学科・専攻では、IT社会に対応する情報機器演習、国際的な感性を伸ばす海外語学研修、
校外の施設での実社会を体験する実習、学生自身の興味に沿って、
細やかな指導が行われる卒業研究ゼミナールや演習発表会もあります。
校外の施設での実習では、一人ひとりの個性を伸ばす教育を行っています。
現代社会における健康や福祉教育の重要性を再認識し、生活と医療の対応をしながら、
栄養士・保育士・幼稚園教諭・臨床検査技師などの資格の取得に重点をおいたカリキュラムで進めています。
私どもは、皆さんが社会の発展に貢献しようとする意欲をもって本学に入学することを歓迎いたします。











